前回、「
macOS High Sierra はダメだ…(取り敢えずは…)」というエントリを立てましたが、そんな甘っちょろいモンじゃありませんでした。
ウチの環境(MD311J/A)だけかも知れませんが、SSD側にHigh Sierra(OS 10.13)をインストールすると、メイン側のHDDを100%の確率でぶっ壊してくれます。
(てか、100%って言っても2/2なのですが。)
具体的にはメインのHDD (SSHD)↓
に、
Mountain Lion(OS 10.8)とBootCampで
Wndows 7(32bit)。
サブのマウンター側に、
件のSSDの
デュアルドライブ、トリプルブート構成。
で、SSD側にHigh Sierra(OS 10.13)をインストール後、HDD(Mountain Lion(OS 10.8))で起動しようとすると、カーネルパニックのような状態になり、起動できず。
タチの悪い事に、「commandキー⌘ + Rキー」で
リカバリーモード起動し、First Aid修復を試みても、
「エラーなし」となってしまう。
実はこれ、セーフブート(「Shiftキー」を押したまま起動)で治る事が後で発覚したのですが、HDD側のMountain Lion(OS 10.8)が起動できるようになると、今度はSSD側のHigh Sierra(OS 10.13)が認識できない(マウントできない)ディスクになって、今度はSSD(High Sierra (OS10.13))での起動が2度とできなくなってしまうというファッキンな状態になります。
(マウントができないので、First Aidはおろか、OSの再インストールすらできない。)
恐らくなのですが、High Sierra(OS 10.13)から新しく採用されたAPFSという新しいファイルシステムが、SSDとHDDの古い環境のデュアルブートをあまり意識しておらず、APFSで読み取るのに困らないよう、HDD側のどこかを勝手に書き換えているのではないかと。
何でも、High Sierra(OS 10.13)はHDDへのインストールであれば、旧来のファイルシステムであるHFS+でもイケるが、SSDへは強制的にAPFSになってしまうらしいので。
もう流石に面倒で、HDDにHigh Sierra(OS 10.13)インストールまで試してみる気にはなれませんので、一個前のOS、Sierra(10.12)をSSDへインストールして今回は終わり!
これ、外付けディスクを使えば回避できるのかも知れませんが、ちょっともう面倒…。
デュアルブートで古い環境を残している方はお気をつけあれ。