既にTV放送されたので、幻でも何でもないのですが、当初はコミックス78巻のDVD特別版でしか見られないもので、吾郎がホーネッツを解雇をされた後の話が描かれています。
いずみが三船ドルフィンズでプレイ。ファーストの頭を越すフライをダイビングキャッチ。
監督代行の小森が「いいぞー茂野ー。ナイスキャーッチ!」
観戦に来ていた大吾はいずみのプレイに大喜び。
その2年前に吾郎は肩の手術を行っていたが、その左肩は既にキャッチボールすら満足にできなくなっていた。
アメリカの庭で遊ぶいずみと大吾。
ホーネッツの同僚となっていた寿也は、帰国する吾郎一家を空港まで見送りに来ていた。
野手転向への決意を固めた吾郎の特訓が始まった。特訓は吾郎の十八番?
義弟となった大河が吾郎家を訪ねてくる。
吾郎の事で機嫌の悪いいずみに「お母さんに怒られたか?」と尋ねるが、「大河おじちゃんなんて嫌い」と言い放たれる。
実は大河はバッピとして呼び出されていた。
仕事もせずに家でゴロゴロしている吾郎に不機嫌になるいずみ。
トライアウトで育成選手枠に入った吾郎は、公式戦への出場機会に恵まれる。
肩の弱さを突かれ失点してしまい観客から責められる吾郎をかばう桃子。そして一打逆転の場面で打順は吾郎に。
真剣な眼差しで見つめる大吾と祈るような眼差しのいずみ。
都合よく 持ち前の勝負強さで2ランを放つ吾郎。
「かっこいい…。あれがいずみのおとさん…。これが野球なんだ…。」
ドルフィンズはいずみが最後の打席で打てず、1点差で敗戦。「あたし野球の才能ないのかなあ…」といういずみに向かい吾郎は「何言ってんだぁ。まだ始まったばかりじゃねえか。次頑張ればいいんだよ」と言っていずみの頭を撫でる。薫は「そう、私たちは、まだ始まったばかり…」とつぶやく。